用意したもの
シリンジ、耐油ホース(内径4㎜ 外径がたぶん6㎜?)、DOT4ブレーキフルード、+ドライバー、眼鏡スパナ、油受け(ペットボトルでも廃油箱でもなんでもいい)
水かパーツクリーナー(フルードが飛び散ると退色、腐食がすごいためすぐ拭く)
+ドライバーでマスターの蓋を開けて、フルードの液面の高さがわかるように写真を撮っておく。
ブレーキパッドが減ったら液面が下がる、このため多く入れすぎるとあふれて周囲を汚すため

これがちょうど2年2カ月経った熟成もののフルード、走行距離は3000㎞もいってない
元々の納車してくれたお店が何を入れてたかは知らないけどYAMAHAなら少し色がついてるらしい
今回はホンダのDOT4をチョイス
次にマスター側をシリンジでほぼ空になるまで抜いて、DOT4新品を入れる。あふれないようにだいたいの量で、あとから何度も継ぎ足すので目分量

うーん、色が少しついてるだけ。多分2年前にうちに来たときもこんな色してた気がする
このときブレーキレバーは握らない(新品と混ざらないように、空にしたときは空気がホース内に侵入しないように)
キャリパー側のブリーダーキャップを外して、耐油ホースを奥までしっかり差し込む(堅いと思ったら左回り右回りでもいいのでねじりながら)
きつきつに差し込まれたらほぼ抜けない感じだった。私はホースクリップとか買っていたけど使用せずに無事終了した
あらかじめ眼鏡スパナを入れておく人もいるみたいだけど、あとから外側からスパナでも回せる
シリンジにも耐油ホースの反対側をつける。しっかり差し込む
ブリーダー側のナットをゆるめる→フロントレバーを握りこむ→ホースの中にフルードが流れ込む→シリンジを引っ張る→さらにフルードが出てくる
シリンジの引き量がいっぱいになったらシリンジ側の耐油ホースを気をつけて取り外して、負圧をリセット
マスター側のフルードが空にならないように注意しながら
またホースをつけてシリンジを引っ張り、透明なフルードが出てくるまで繰り返す。ここまではフロントレバーはほぼ使ってない、シリンジを引けばどんどんフルードが出てくる
透明なフルードが出てきたら
①フロントレバーを軽く何度か握りこんで、奥まで力強く握りこむ。ナットを緩める。
②そしたら奥の方までにゅるんと力が抜けてにぎりこめるので、そのときにナットを締める。レバーを戻す
レバーのタッチが固くなっていく。この①②を繰り返して最後の仕上げをしていく。①の段階のレバーのタッチが満足のいくレベルまで。
トータルで一時間もかからなかった。あとはフロントブレーキに輪ゴムなりブレーキホルダーなりつけて、一晩でも寝かしておけば更にエア抜きも進んでいるはず
これが本来のMT-25のフロントブレーキのタッチ感なんだなぁと実感
純正を使いこなせるくらい上達したいものです
キャリパーのピストンを清掃してメタルラバーで注油してやればもっといい感じになるんでしょう、楽しみ
リア側はマスター側の蓋の脱落防止のパーツがヘキサボルトでとまっている。そのためヘキサレンチが必要
また日を改めてやってみる予定
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