日本時間の6月1日、Lisa Su CEOによるCOMPUTEXの基調講演から
やってくれましたね
さすがAMD
NvidiaがRTXシリーズの売りにしていたRTXコア(レイトレーシング処理用)とTensorコア(深層学習用)
遅延対策としてRTX reflexやFPS稼ぐためのDLSSはこれらのコアが乗っているRTXシリーズでしか機能しませんでした
過去のGTXシリーズ(GTX1080tiであったとしても)ではreflexの機能も使えますが恩恵は微々たるもの
今回AMDが提唱して送り出す新技術 AMD FSR (FidelityFX Super Resolution)はGPUを選ばずAPU(オンボード)を含めた幅広いプラットフォームで使えるfpsを稼ぐ技術(AMDのDLSS対抗策)

DLSSはどうしてもRTXシリーズでしか使えませんでした
AMD FSRは開発キットレベルでの提供によりゲーム側へFSRの設定項目を追加させることで世代を超えて、AMD、Nvidiaのメーカーを超えてすべてのGPUで使えるようにするfpsを稼ぐ技術
4Kの高解像度で滑らかである120fps以上を稼ぐためには性能や発熱を考えるとDLSSしか希望がなかったのですが、AMDがFSRを出したことでソフトウェア制作側を巻き込めば話は変わってきます
自社のRTXシリーズでの囲い込みを図るNvidia
ソフトウェア業界全体での囲い込みを図るAMD
かつてのモニターの残像や遅延への売り込み機能であったG-sync(Nvidia)、Free-sync(AMD)とまったく同じ構造となっています
主要タイトルがどれだけ先に、どちらの機能に対応していくのか
今後の展開が楽しみになってきました
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