CPUが標準で対応している速度以上のメモリをOCメモリといいます
メモリを買うときに速度ちゃんとみていますか?
OCメモリを使うならマザボは最上位シリーズを使うとスペック通りの速度がでます
今回はそんなOCメモリについてのお話
速度は帯域(トップスピード、タイミングは瞬発力と捉えてください
ご自身が使おうとしているメモリの速度がCPU対応の速度を超えているなら、OCメモリを使おうとしていることになります
その場合は検討しているマザーボードの仕様を把握してください
理想をいえばOCメモリをスペック通り使いたいなら、マザーボードはASUSでいえばROGシリーズといった最上位シリーズか、メインストリームの最上位Deluxue(デラックス)を使いましょう。
厳しいセッティングのものほど上位のマザーボードが輝きます
なぜかというと速度が欲しい、安定した速度(fps)を維持したいときにマザーボードが下位のものだとメモリがスペック通りのレイテンシー(タイミング)で動かないことが多いです。
参考までに
↓が私が使っているメモリのメモリタイミングです。
2018年3月でG.SKILL F4-3600C16D-16GTZ (DDR4 PC4-28800 8GB 2枚組) 28,800 円(税込
2020年5月で 17000円(税込
当時でいえば同じ速度でタイミングが遅いOCメモリより更に1万円ほど高かったと思います。
同容量の速度の遅いメモリの3倍近い値段がしていました。
効果はfpsが上昇する量は微々たるもので、fpsの落ち込みを防ぐ、ということです。
普通のゲームタイトルで、FHDで144hz維持したいなどという用途では効果は感じることはほぼないと思います。
240hzをなんとか維持したい、など
ぎりぎりの設定を詰めた際にFPSが落ち込むことを防ぐ底上げ
に効果があります。
ApexでCPUとグラフィックボードが全く同じでcfgも私のcfgを使ってもらったフレンドにテルミットグレネードの中でfpsの落ち込みを調べましたが、OCメモリを搭載している私の方が重い負荷のときに効果がFHD、低設定で10~20fps底上げされていました。
こういった目的でないならCPUなりグラフィックボードにお金をかけた方が費用対効果的にも幸せになれます。
ちなみにGSkillのOC用選別モデル、TRIDENTZシリーズはこんな仕様です
ちなみに同じ速度で、タイミングがずっと遅いモデルにこんなものがあります。
タイミングが遅くても速度は標準の速度を超えているので、このモデルもOCメモリになります。
GskillだとTRIDENTZシリーズが最上位のOCメモリですが、その選別落ちメモリがこういう普及価格帯に回されるのではないでしょうか
実はこのメモリのレビューで少し気になることがあります
標準で3200Mhzのメモリまでしか対応をうたってないRyzenでこのメモリを使うのはOCメモリという扱いになります
その中のレビューで3600動作をしないと書かれている方々のマザーボードをみているともやっとします
マザーボードがそもそも3600に対応してないと明記しているのに、3600で動作しなかったという報告もあります。
ご自身がCPUが標準でサポートしている速度以上のOCメモリを使うにあたって、マザーボードが対応しているかどうかすら見ていない方がいるんですね
気を付けたいものです
今日の朝刊のまとめ
メモリを購入する前に
マザーボードの仕様ページに行って、①速度が対応しているか②できたら動作確認がとれているものと同じメモリを購入するようにする
これだけ気を付ければ十分仕様通りの速度がでると思います。
OCメモリは念のため相性保証をつけるとなおよいです。
安いメモリは容量を稼ぐことが目的なので、初期不良返品保証だけで十分です。
どういうPCにするかご自身で考えられるのが自作の醍醐味で楽しいですよ
トラブルが少ない良い自作ライフを!
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