シンプルに、ひとつになろう
アウターからセンター、インナーまでフロントトリプルだとギア板があるけど
実際にアウター使う、踏み込める人がどれだけいるのかということ
インナーにしたって町乗りでは使う場面は皆無といっていいだろうし土手を少し登るくらいでフロントをインナーに落とす人はいないだろう
センターの一枚でインナーロー付近で使うギア比までカバーできたら何も不満はない
ディレイラーやシフター、他のギア板を取り除けるから軽いし、メンテナンスも楽になる
フロントを一枚にする、シングル化というがそこには変速時や大きめの段差でのチェーンのテンションが乱れることでチェーン落ちのリスクがある
これを対策するには1000円ほどからある簡易チェーンキャッチャーから一万以上もするしっかりとした剛性のあるつくりのこのようなチェーンデバイス(テンション調整装置)がいる
そして平地と登坂用に実用的な範囲でギア比をカバーするようにしていく必要がある
自分の脚と700x32cタイヤでいえば 登坂に0.7は欲しいし平地で2.8は欲しい
チェーンデバイスの対応するフロント歯数、32~36(コンパクト)や36~40(脚に自信がある人用)から選び
目的に合致したリアスプロケットをなんと混成で構成する
40や42の大ギアを個別に揃えてシマノやSRAMなどの既存のスプロケット(一枚一枚分かれる上位グレードのスプロケット)と入れ替えて目的のギア比を組み入れる
数が出ない専用品になってくるから値段も1万以上はする
具体的に10速シングルにするには
チェーンデバイス15000円
シングルクランク12000円(少なくとも一万以上はする)
スプロケット10000円
40T以上の大ギア 10000円(~14000円)
SLXリアディレイラー 6000円
SLXリアシフター 6000円
SLX(中~上級者用 ロードでいえば105か?)
ALTUS(初級者用 V100f標準装備シマノグレード ロードでいえばSORA MTBだとこの下にTOURNEYがいる)
ここまでで6万近く経費がかかる
一分一秒を争うレースでフロント変速でもたつくなんてことをしていられないレース出場ライダーなら確かに価値があるんだろう
乗り始めてようやく一ヶ月が過ぎようとしている私は素直にALTUS(22/32/42フロントトリプル)への換装で我慢するほかあるまい、登坂用に22/34=0.647が確保できるんだし(震え声)
ALTUS 22/32/42 3300円
対応BB 1500円
SR SUNTOUR XCCのちょっと怪しい変速性能からようやく変速性能に定評のあるシマノに変更もできる
標準でついているトリプル用ALTUSディレイラー、シフターが使えるから安く上がる
工具代のほうが高いくらいだ(コッタレス工具、BB工具、モンキーレンチ)
ほんとを言うと次使うかわからない専用工具が増えていくことを危惧しているのでサイクルベースあさひにでも持ち込みたい気分だ
とりあえずシングル化は6万もかけてやるメリットは私には感じられないのでパス
コメント